高齢者の入浴中の事故を防ぐ方法
不慮の事故は65歳以上の高齢者では家庭内での事故が最も多いと言われています。
特に元気な高齢者は、自宅内で家族が常に見守っていることは少ないため、思わぬ事故に合うことも。
今回は高齢者の家庭内事故の特徴や防ぐ方法についてお伝えします。
高齢者の不慮の事故による死因
2019年(令和1年)の調査によると、65歳以上の不慮の事故による死因は「転倒・転落・墜落」が最も多く、次いで「窒息」、「溺死及び溺水」と続きます。
家庭における主な不慮の事故による死因
続いて高齢者の家庭内での事故について見ていきましょう。
自宅では「溺死及び溺水」が圧倒的に多く、次いで「窒息」、「転倒・転落・墜落」の順になっています。
また溺死および溺水の中で入浴中の事故は約7割にのぼることがわかっています。
入浴中の事故の原因
家庭内における不慮の事故による死因で最も多い入浴中の事故。
どうすれば防ぐことができるのでしょうか。
入浴中に起こる事故の原因としては以下のようなものが考えられます。
- 入浴中の血圧の変化によるヒートショック
- 浴槽内での転倒
- 高温または長時間の入浴による「のぼせ」と「脱水」
- 食事の直後や飲酒後の入浴
入浴中の血圧の変化によるヒートショック
入浴中は普段の生活の中でも血圧の変動が多い時間と言えます。
特に冬期間は居間と浴室の温度差が大きくなりやすく、血管が収縮して血圧が上がります。
そして湯船につかると、収縮していた血管が広がって血圧が下がります。
寒いトイレでも同じようなことが起こる可能性があります。
この急激な血圧の変動が心臓に負担をかけ、心筋梗塞や脳卒中を引き起こすことがあるのです。
浴槽内での転倒
高齢になると膝や腰に痛みがあったり、足の筋力が弱ったりすることで転びやすくなります。
特に浴室内は滑りやすく、浴槽内で転倒することも。
転倒してもすぐに起き上がることができれば良いですが、掴まるところがなかったり、パニックになって体勢を立て直すことができない可能性もあります。
高温または長時間の入浴による「のぼせ」と「脱水」
高齢者では熱いお風呂を好む方もいますが、先ほどのヒートショック同様、高温のお湯や長時間入浴すると「のぼせ」や「脱水」が起こりやすくなります。
この「のぼせ」や「脱水」によって意識が朦朧(もうろう)となり、思うように体を動かす事ができなくなる場合があります。
食事の直後や飲酒後の入浴
食事の直後は消化のために胃などの消化器に血液が集まりやすくなっています。
食事をした後に休息を取らずに入浴すると、「食後低血圧」を起こす可能性があります。
入浴後4~5分で血圧が5~30%低下したという報告もあり、さらに食後低血圧を起こすことで意識がなくなったり、脳貧血、不整脈、心臓発作を起こすリスクが高くなります。
飲酒についても同様で、飲酒後は血流が良くなって血圧が下がります。入浴によってさらに血圧が低下する可能性があります。
また飲酒後に入浴するとさらにアルコールがまわり、さらに酔っぱらってバランスを崩し転倒の危険も出てきます。
入浴中の事故を防ぐ方法
入浴中の事故を防ぐためには、上記のような原因を取り除くことが大切です。
具体的には以下のような対策を取りましょう。
- 脱衣室や浴室内を暖めておく
- 洗い場や浴槽の床にスノコや滑り止めマットを設置する
- 浴槽の温度は40℃前後のぬるま湯に入り、長湯をしない
- 体調の悪いとき、食直後、飲酒後は入浴しない
- 入浴中にこまめに安否確認や緊急通報システムを導入する
- 浴槽を出るときはゆっくり立ち上がる
- 入浴の前後に水分を取る
- 基礎疾患(高血圧症や心臓病、脳卒中の既往がある方など)がある人はさらに注意を
脱衣室や浴室内を暖めておく
急激な温度変化を避けるために、入浴前には脱衣室や浴室内を暖めておきましょう。
脱衣室やトイレには電気ヒーターなどの暖房器具を置き、浴室内は温かいシャワーを流しておくと暖めることができます。
洗い場や浴槽の床にスノコや滑り止めマットを設置する
浴室内の洗い場の床が冷たい場合にはスノコやマットを置くと快適に。
また浴槽内で滑って転倒するのを予防するために、浴槽内にも滑り止めマットを置くと安心して入浴できます。
お湯の温度は40℃前後のぬるま湯に入り、長湯をしない
お風呂の温度は40℃前後のぬるま湯に入るようにしましょう。
熱いお湯や長湯は「のぼせ」や「脱水」の原因になりますので、お湯につかる時間は10分以内が良いと言われています。
体調の悪いとき、食直後、飲酒後は入浴しない
入浴する時には無理をせず、見送るか短時間のシャワーだけにしましょう。
食後30分は空けて、飲酒後の入浴は避けましょう。
入浴中にこまめに安否確認や緊急通報システムを導入する
家族と一緒に住んでいる場合には、入浴前に家族へ声をかけてから入るようにしましょう。
高齢者が入浴している間はこまめに声をかけたり、時々様子を確認すると安心です。
一人暮らしの場合には、電話やメールなどで離れている家族へ知らせるか、浴室内に緊急通報システムを設置すれば、いざという時に役立ちます。
浴槽を出るときはゆっくり立ち上がる
浴槽から立ち上がる時に、水圧から体が解放されることで一気に血管が広がり、めまいや立ちくらみを起こすことがあります。
浴槽から出る時には急に立ち上がらず、手すりや浴槽の縁につかまり、頭を低くしてゆっくりと立ちましょう。
浴槽の縁にバスボードなどがあれば、一旦腰掛けることができるのでより安心です。
入浴の前後に水分を取る
入浴中は身体が温まり、汗が出てくることで水分が失われていきます。
入浴前後にはコップ1杯の水分を取るようにして、脱水を予防しましょう。
基礎疾患(高血圧症や心臓病、脳卒中の既往がある方など)がある人はさらに注意を
入浴関連の突然死の研究では、死因の半分以上が心血管系疾患という結果が出ています。
高血圧症や心臓病、脳卒中の既往があるといった場合には、より注意して入浴することが大切です。
まとめ
今回は高齢者の入浴中の事故原因と防ぐための方法をお伝えしました。
高齢になると熱い、冷たいといった温度感覚や自分の体調変化に気づきにくくなります。
また心臓や脳血管系の病気を持っている方も多く、入浴による事故リスクが高い場合も。
自身で気を付けることが難しそうであれば、家族など周りの人がサポートしてあげる必要があります。
これらの予防方法を実践して、高齢者の入浴中の事故を防げたらと思います。
高齢者の尿もれ~原因と治療・対策
尿もれは高齢者だけでなく若い女性でも見られますが、その頻度は年齢とともに高くなってきます。
尿もれが気になって外出したくなくなったり、夜中ゆっくり眠れなかったりすることも。
今回は高齢者の尿もれの原因と予防や対策についてお伝えします。
高齢者の尿もれの原因
尿もれとは医療用語で「尿失禁」とも言われ、自分の意思とは関係なく尿がもれてしまうことです。
P&Gジャパン株式会社が行った20代から60代の日本女性4万人を対象とした「尿もれ」に関する調査では60代以上の66.2%が尿もれの経験ありと答えています。
女性の尿もれの原因は骨盤底筋の機能が低下することで起こります。
これは加齢だけでなく妊娠や出産、運動不足、肥満なども原因となります。
男性の場合には尿道括約筋の機能低下により、尿道内に尿が残るため、排尿後に少しずつ尿がたれてくるという事が起こります。
関連資料
日本女性 20代から60代 40,000人 に聞く、UI(尿もれ)実態大規模調査 | P&Gのプレスリリース | 共同通信PRワイヤー (kyodonewsprwire.jp)
尿もれのタイプ
次に、尿もれのタイプについて説明します。
尿もれのタイプには大きく分けて4つのタイプがあります。
腹圧性尿失禁
骨盤底筋が緩んでしまったり、尿道をぎゅっと締めつける尿道括約筋の力が弱くなって起こるものです。
咳やくしゃみ、運動時などお腹に力がかった時に尿失禁がおこるタイプです。
切迫性尿失禁
突然尿がしたくなり、我慢できずに、もれてしまうタイプ
原因は膀胱が勝手におしっこを出すように収縮してしまう膀胱障害で、異常な膀胱の収縮に伴って、突然もれそうな強い尿意を感じて間に合わず尿もれしてしまうタイプです。
溢(いつ)流性尿失禁
尿が上手く出ず、膀胱が尿でいっぱいになってちょろちょろともれ出してくるタイプです。
ばい菌が入りやすく腎臓にも負担がかかかるので、薬物治療など何らかの治療が必要です。
機能性尿失禁
膀胱や尿道に異常はありませんが、歩行障害により移動するまでに時間がかかって間に合わなかったり、認知症のためにトイレを認識できず尿失禁してしまうタイプ。
ちなみに女性に多いのは「腹圧性尿失禁」「切迫性尿失禁」です。
尿もれの治療法
腹圧性尿失禁の治療
腹圧性尿失禁であれば、骨盤底筋を鍛えることで改善することがあります。
あまり効果がない場合には、緩んでしまった尿道を固定する手術を行うことも。
この手術では治癒率が高く、身体への侵襲も少ないというメリットがあります。
切迫性尿失禁の治療
切迫性尿失禁では薬物療法が有効になります。
薬物治療に加えて、骨盤底筋の訓練や尿意を少し我慢する膀胱訓練を行うこともあります。
溢(いつ)流性尿失禁の治療
まずは尿が出ない原因となっている病気を治療します。
排尿筋の機能が低下している場合には、膀胱内にカテーテル(管)を挿入して排尿させることで膀胱の減圧を図ります。
治療をしても排尿筋が収縮しない場合には、自分で時間ごとに膀胱内にカテーテルを挿入して排尿したり、カテーテルを留置しておくという方法もあります。
機能性尿失禁の治療
機能性尿失禁の場合には、時間を決めてトイレへ誘導したり、自宅内でも動きやすいように手すりや歩行器を使ったり、近くにポータブルトイレを設置したり、本人がトイレへ行きやすい環境を作る必要があります。
尿もれの予防と対策
それでは尿もれの予防や対策についてみていきましょう。
尿もれの種類によって対策が異なりますので、それぞれ合った方法で行ってみてください。
骨盤底筋を鍛える
骨盤底筋は女性で緩みやすい筋肉ですが、男性でも腹圧性尿失禁や切迫性尿失禁の原因となることがあります。
この筋肉を鍛えることで、尿もれの改善や予防することができます。
<骨盤底筋体操>
尿もれを予防していくための体操(骨盤底筋トレーニング)について説明します。
- 仰向けで膝を曲げる、または立った姿勢で肩幅に両足を広げて立ちます(テーブルなどに手をついて行うと安定します)。
- 肛門と膣をぎゅーと身体の中に絞り込むように締めます。
- そのままの姿勢を保ち、力が緩まないように気をつけて5つ数えます。(5秒間ぐらい)
- 5つ数え終わったら完全に力を抜いて5つ以上休みます。(5秒間休みます)
「締めて...ゆるめて…」を8回繰り返し1セットとして、10分間繰り返し行います。
この体操を毎日行います。
尿もれ改善の効果が現れるまでには1ヶ月から3ヶ月かかりますので、諦めずに毎日続けることが大切です。
膀胱訓練
切迫性尿失禁の場合は尿が少ししか溜まっていないのに、トイレにいく習慣がついてしまって膀胱容量が小さくなったり、少ししか貯めることができなくなっています。
膀胱は尿が溜まることで風船のように伸び縮みしていますが、加齢に伴い収縮も悪くなってきます。
膀胱訓練では膀胱に尿を溜める訓練で、膀胱の機能を戻すために行いますが、尿を我慢することで膀胱炎になる可能性もありますので、必ず主治医の指示に従って行いましょう。
- 尿意を感じてから5分程度とトイレに行くのを我慢します。
毎回だと大変ですので、日中や回数を決めて行いましょう。
- 5分我慢できるようになったら、10分、15分と我慢する時間を長くしていきます。
排尿の間隔が2-3時間、3-4時間程度となれば成功です。
トイレに行った回数や時間を記録すると、傾向がわかりますし、受診の時にも参考になります。
尿もれを悪化させる生活習慣
健康的な排尿は「トイレに行きたい」という感覚を確認してからトイレへ行き、膀胱が収縮して尿道が緩むことで起こります。
ところが次のような排尿習慣があると、尿もれを悪化される傾向があると言われていますので注意が必要です。
過剰な水分摂取やカフェインやアルコールの過剰摂取
1日の水分摂取量はおおよそ1ℓ~2ℓを摂取することで十分と言われています。
コーヒーやお茶などカフェインを含む飲み物やアルコールは利尿作用があるため、これらの過剰摂取は尿失禁の原因となりえるため注意が必要です。
便秘でトイレでいきむ習慣がある
便秘気味の人が毎日トイレでいきむ習慣があると、腹圧性尿失禁を悪化させ尿もれを起こしやすくなります。
太りすぎ・肥満
太り過ぎは常に余分な腹圧がかかっている状態で、腹圧性尿失禁を悪化させたり、膀胱炎などの原因にもなる恐れがあります。
肥満は生活習慣病など尿もれだけでなく様々な病気の原因になりますので、減量に取り組むことをおすすめします。
尿とりパットの使用
高齢であったとしても尿もれは精神的にもショックですし、恥ずかしいという思いがあります。
まずは本人の気持ちを汲み取った上で、尿とりパットの使用をすすめてみましょう。
女性だとナプキンで代用する方もいますが、吸収力や消臭などに違いがありますので、専用の尿とりパットがおすすめです。
元気に外出されている高齢の方でも尿とりパットを使っている人は実は結構います。
尿とりパットを使うことで安心感もありますので、初めは外出時だけでも使ってみると良いでしょう。
トイレへ行きやすい環境を整える
高齢になると下肢筋力が低下して、移動時にふらつきや転倒することも。
そのために歩行がゆっくりとなり、トイレに間に合わないという場合もあります。
まずはいつも過ごしているリビングや寝室からトイレまでの動線を再確認してみましょう。
障害物をどけたり、必要に応じて手すりや歩行器を使う、段差の解消をすることでトイレまで安全に、早く移動できるようになるかもしれません。
またどうしてもトイレまで間に合わないと言う場合には、ポータブルトイレを設置を検討してみましょう。
例えば日中は時間ごとにトイレに誘導して、夜間だけ寝室にポータブルトイレを設置するなど生活に合わせて過ごしやすい環境を整えることが大切です。
また自宅内の手すり設置やポータブルトイレの購入には介護保険を利用すれば、自己負担も少なく済みます。
まとめ
今回は尿もれの原因や治療、予防と対策についてお伝えしました。
排泄の問題は本人の「恥ずかしい」という思いや「何となく聞きづらい」といった気持ちもあり、放置されがちです。
高齢者にとって尿もれなどの排泄問題は、外出を制限してしまうことにもつながり閉じこもりの要因ともなります。
これを機会に高齢者の尿もれについて知っていただき、適切な予防や治療、対策を行うことで元気に過ごしてもらいましょう!
認知症予防におすすめの脳トレゲーム6選~Nintendo Swhich版
認知症予防のためには、脳を使うことが大切です。
でもなかなか楽しめるものが見つからない…ということも多いと思います。
ゲームの良いところは一人でも複数人でも楽しめるところです。
最近は高齢者でも自宅でゲームを楽しむ方が増えてきました。
今回は高齢者の認知症予防にもなる、ニンテンドースイッチのおすすめ脳トレゲームをご紹介します。
なぜ脳トレが認知症予防に効果があるのか
認知症予防には様々な方法がありますが、基本は正しい生活習慣と脳を鍛えることと言われています。
若い時には勉強や仕事、家事、育児など忙しく、脳をフルに使っています。
ところが高齢になると社会活動が少なくなり、いつも同じ生活を繰り返すように。
脳を使わなくなることは、脳の血流低下につながります。
脳トレはこれらの普段使わなくなった脳機能を活性化させることで、機能低下を予防することができると言われています。
脳トレにおすすめのNintendo Swhichゲーム
高齢者でも簡単に取り組めるおすすめの脳トレゲームをご紹介します。
ことばのパズル もじぴったんアンコール
Nintendo Switchで遊べる「もじぴったんアンコール」
「もじぴったん」は、もじを組み合わせて言葉を作るパズルゲームです。
四方に広がる空白のマスに好きな文字を入れて、たくさんの言葉をつくっていきます。
クロスワードパズルが好きな方には特におすすめです。
■シリーズ最大の800以上のステージを収録!
シリーズ集大成の『ことばのパズル もじぴったんWii デラックス』をベースに、さらに、こだわりあふれる新規ステージを追加。
■いつでもどこでも2人対戦!
・2人でパズル:Joy-Con™の「おすそ分け」や、「携帯モード」の受け渡しで、2人で一緒に白熱のパズル対戦が楽しめます!
・オンライン対戦モード:オンライン全国のもじぴったんの強者プレイヤーといつでも対戦できます!
・もじくんコレクション:ミッションをクリアしていくと、アバターの”もじくん”をデコレーションできるアイテムをゲットできます。収録アイテムは500個以上!
ぷよぷよテトリス2 Switch版
みなさんご存じのテトリス。
単純なルールは高齢者でも理解しやすく、初めての方でも遊びやすいゲームです。
◆初心者安心のレッスンや、充実したオンライン要素
初心者でも安心の「ぷよぷよ」や「テトリス」をイチから学べる「レッスン」モードを収録。
「インターネット」モードでは、最大四人で世界中のプレイヤーと対戦することができます。
さらに「全世界パズルリーグ」では「ぷよぷよ」「テトリス」の腕が競えるそれぞれのインターネットランキングにも新しく対応しています。
実家に帰省した時にはお孫さんんとも一緒に遊ぶこともできます。
お互い腕を磨いておくのも楽しみになりますね!
世界のアソビ大全51
51種類の世界のボードゲームができる世界のアソビ大全51
Nintendo Switchをゲーム盤に見立てて遊べる定番ゲームなど、世界のゲーム51種類をギッシリ収録。
Nintendo Switchが1台あれば、タッチやボタンで操作するゲームに加え、Joy-Conならではの機能を使ったゲームを2人で(※1)すぐに遊べます。
大富豪なといった手札が重要なゲームでは、本体を持ちよれば(※2)最大4人で対戦可能!さらにオンラインでは、世界のライバルと腕を競うこともできます。(※3)
(※1) Nintendo Switch Lite本体で2人プレイをする場合、Joy-Con 1セット(別売)が必要なゲームが15個あります。
(※2)配信予定の対戦専用ソフト(無料)をダウンロードすることで、ソフトを持っている人とローカル通信で対戦できます。
(※3) オンラインプレイのご利用にはNintendo Switch Online(有料)への加入が必要になります。
収録ゲームは、お手軽にできるものからからじっくり集中するものまでさまざま。各ゲームに遊びかたを紹介するムービーが収録されているので、なじみのないゲームでも、初心者の友達や家族と一緒に、すぐに遊ぶことができます。
●収録ゲーム
<ボードゲーム>
マンカラ、チェス、リバーシ、五目ならべ、ドット&ボックス、ナインメンズモリス、将棋、5五将棋、コネクトフォー、ウサギと猟犬、ヨット、ヒット&ブロー、バックギャモン、チェッカー、ヘックス、ルドー、チャイニーズチェッカー、麻雀、ドミノ、花札
<バラエティ>
ダーツ、ボウリング、ビリヤード、ゴルフ、トイベースボール、トイテニス、トイサッカー、トイカーリング、トイボクシング、エアホッケー、的当て、フィッシング、VSタンク、協力タンク、スロットカー、キャロム、6ボールパズル
<カードゲーム>
大富豪、ブラックジャック、テキサスポーカー、ラストカード、7ならべ、スピード、神経衰弱、たこ焼き、戦争、ぶたのしっぽ
<1人用ゲーム>
スライドパズル、麻雀ソリティア、クロンダイク、スパイダー
デイサービスでは麻雀や将棋が人気です。
昔から慣れ親しんだボードゲームなら、すぐにでも楽しむことができます。
脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング
東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修による「脳トレ」シリーズ最新作。
1日数分のトレーニングで誰でも楽しみながら「脳」を鍛えることができます。
「計算25」「漢字合成」「数独」など、パッケージ版に付属のタッチペンを使った手書きで行う定番のトレーニングや、Joy-Con(R)の「モーションIRカメラ」で動く指を認識して鍛える「指計算」や「指体操」、Joy-Conをおすそわけして2人で競う「野鳥数え」や「旗上げ」といったSwitchならではの新しいトレーニングを収録。
また、おなじみの脳年齢チェックは、3つのテストから、情報処理速度・短期記憶力・抑制力を評価し、総合的な脳年齢を算出します。
Switchがスリープ中でもトレーニング時間を教えてくれるアラーム機能や、トレーニングや脳年齢チェックの結果をフレンドと競い合えるランキング機能など、日々のトレーニングをサポートする新機能も充実。
※Nintendo Switch Liteでは、Joy-Con(別売り)が必要なトレーニングがあります。
※ランキング機能など、オンラインに対応したモードを遊ぶには、インターネットに接続できる環境と、Nintendo Switch Onlineへの加入(有料)が必要です。
脳トレに特化したソフトですので、脳機能を活性化させるための様々な問題が用意されています。
意外に夢中になってしまうゲームです。
やわらかあたま塾 いっしょにあたまのストレッチ
ひとりで、みんなで、世界の人たちと。
楽しく問題を解きながら、カタイあたまをもみほぐす『やわらかあたま塾』Nintendo Switch版。
「直感」「記憶」「分析」「数字」「知覚」の5つのジャンルに分かれた「あたまのストレッチ」が用意されています。
各ストレッチにチャレンジして、あたまの「やわらか度」を伸ばしていきます。
本体1台で最大4人同時に遊べるほか、「ゴーストバトル」では、同じ時間に遊んでいなくても世界中のライバルやフレンド、家族と「やわらかあたま」対決をすることも。
1人でコツコツ問題を解いたり、みんなで気楽に対戦したり子供から大人まで楽しめるゲームです。
Nintendo Swhich版では『やわらかあたま塾』『Wiiでやわらかあたま塾』から厳選し、より遊びやすくなるように調整したものが収録されています。
右脳の達人 - まちがいさがしミュージアム
こちらも高齢者に人気の間違い探しです。
すばやくまちがいをさがす「爽解モード」、みんなでまちがいをさがす「宴解モード」、そして、じっくりまちがいをさがす「全解モード」の3つモードを収録し、ひとりでも、みんなでも、まちがいさがしで楽しく右脳を刺激することができる「まちがいさがしアクションゲーム」です。
20種以上のまちがいさがし、500枚以上のイラストを収録し、飽きることなく楽しくプレイできます。
メインモードの爽解モードでは、直感力、集中力、判断力、安定力、認識力の5つの力を測定し、”右脳指数”を算出。
制限時間10秒という時間の中で、すばやく、正確に回答していくことで、発想力・想像力などの非言語作業を得意とする右脳を刺激します。
◆すばやくまちがいさがし「爽解モード」
制限時間10秒で次々とまちがいをさがす”爽解モード”では高速で情報を処理することで右脳を刺激します。
5つの力(直感力、集中力、判断力、安定力、認識力)から算出される”右脳指数”を高め、右脳の達人を目指しましょう!
◆じっくりまちがいさがし「全解モード」
10個のまちがいが隠されたイラストを500枚以上収録。まちがいさがしを心ゆくまで楽しめます。
◆みんなでまちがいさがし「宴解モード」
様々なルールで最大4人まで同時にまちがいさがしが楽しめます。
◆まちがいさがしの種類
・クラシック…上下のイラストからまちがいをみつける通常のまちがいさがし
・フリップ…左右反転された上下のイラストからまちがいをみつける
・スライドパズル…4分割されたイラストが少しずつ元に戻っていくまちがいさがし
・パズル…欠けたイラストにあてはまらないピースをみつけるまちがいさがし
・サーチライト…自動で動くサーチライトに照らされているイラストからまちがいをみつける
・数と絵…表示された数字とイラストの数が異なるものをみつけるまちがいさがし
・指示まちがい…指示の向きを向いていないイラストを探す
・スライドボード…スライドボードを操作して、まちがいをみつける
ゲーム本編には20種以上のまちがいさがしが収録されています。
ゲーム機は用途に合わせて
Nintendo Swhichはテレビ画面に映すことができるものと、本体だけで遊ぶNintendo Swhich Liteの2種類があります。
視力が低下していて小さな画面を見ることが難しい場合にはNintendo Swhich、持ち運びができて画面操作もできる方はNintendo Swhich Liteがおすすめです。
また家族みんなで遊びたいという場合には、テレビ画面に大きく映せるNintendo Swhichが良いでしょう。
まとめ
今回は高齢者向けの認知症予防になる脳トレゲーム(Nintendo Swhich版)をご紹介しました。
基本的な操作を覚えれば、誰でも簡単に始めることができますので、これを機会に親御さんのプレゼントにいかがでしょうか。
こちらの記事も参考にどうぞ。
老人性うつ病の特徴と治療・接し方
最近「よく眠れない」「気分が落ち込む」「なんでも億劫になっている」などの症状が続いていたら、それは「うつ病」かもしれません。
うつ病は若い人だけがかかる病気ではなく、高齢者にも起こります。
高齢者のうつ病は「老年期うつ病」とも言われ、65歳以上の方がかかるうつ病のことを言います。
今回は高齢者のうつ病について特徴や治療、対応方法についてお伝えします。
うつ病とは
1日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといった精神症状とともに、眠れない、食欲がない、疲れやすいといった身体症状が現れます。
このような症状によって日常生活に大きな支障が生じている場合はうつ病の可能性があります。
うつ病の症状
うつ病には以下のような症状があり、これらの症状が2週間以上毎日続く状態です。
- 食欲がない
- 眠れない、朝の目覚めが悪い、または寝すぎてしまう
- 外出や人と会うことが億劫になる
- 体がだるく、疲労感がある
- 自信がなくなったり、自分を責めたりする
- 動悸や肩こり、頭痛、めまい
食欲がない
食事の量が減っている、最近体重が減ったなど、胃腸の具合が悪いわけでもないのに食欲が低下している。
眠れない、朝の目覚めが悪い、寝すぎてしまう
寝つきが悪かったり、夜中に何度も目が覚める、朝起きられないなどの症状が続いている。
または過度に寝てしまう。
外出や人と会うことが億劫になる
出かけたり、人と会うことが億劫になって、家に閉じこもりがちになっている。
または外出することが非常に苦痛になっている。
体がだるく、疲労感がある
他に病気がないのに、いつも体がだるく疲れが取れない状態が続いている。
自信がなくなったり、自分を責めたりする
自分に自信がなくなり、何に対しても「自分が悪いのだ」「自分のせいだ」と思ってしまう。
動悸や肩こり、頭痛、めまい
うつ病にかかると、動悸や肩こり、頭痛、めまいなどの身体症状が出ることがあります。
他にも吐き気や胃の不快感、便秘や下痢など身体症状は人によって違い、これ以外の症状が出る場合もあります。
しかし高齢者では老化に伴う身体機能低下もありますので、これらの症状がはっきりとわからない場合も多くみられます。
うつ病のサイン
うつ病には特定の症状以外にも、周囲の人からみてわかる変化もあります。
以下のような様子が見られるようになったら、注意が必要です。
・表情が暗い ・涙もろくなった ・会話や行動のスピードが遅くなる ・落ち着かない ・「生きていても仕方がない」「死にたい」などのネガティブな発言が聞かれる
うつ病の診断
うつ病の診断には簡易抑うつ症状尺度(Quick Inventory of Depressive Symptomatology:QIDS -J)と言われる16項目の自己記入式の評価尺度がありますが、今回は簡単に5つのチェック項目を見てみましょう。
5つのチェック項目
- 毎日の生活に充実感がない
- これまで楽しんでやれていたことが楽しめなくなった
- 以前は楽にできていたことが今ではおっくうに感じられる
- 自分は役に立つ人間だと思えない
- わけもなく疲れたような感じがする
これらのチェック項目のうち2つ以上が2週間以上続いている場合は「うつ」の可能性があるかもしれません。
ただし、注意したいことは認知症の初期症状として、うつ症状が見られることがよくあります。
また反対にうつ病によって記憶力や集中力が低下し、認知症のように見えることもあります。
うつ病は検査ではっきりと診断することができませんので、高齢者の場合には認知症や脳梗塞、硬膜下血腫、水頭症、甲状腺疾患など他の病気による症状ではないかを調べる必要があります。
一般的な心療内科やもの忘れ外来などでは正確な診断が難しい場合もありますので、“老年精神医学会認定専門医”や“認知症学会認定専門医”などがいる医療機関を受診することをおすすめします。
専門医のいる医療機関
【日本認知症学会】 Japan Society for Dementia Research (umin.ac.jp)
うつ病の原因
うつ病のはっきりとした原因はまだよくわかっていませんが、強いストレスやからだの病気、環境の変化などに加えて、脳神経の伝達物質の働きが悪くなるからではないかと言われています。
高齢者のうつ病に関して言うと、以下のようなことがきっかけとなることが考えられます。
- 配偶者や子、親しい友人との死別
- 家庭内など人間関係のトラブル
- 社会的孤立・孤独
- 施設への住み替えなど環境の変化
- 財産の喪失など経済的な問題
身近な高齢者がこのような状況になっており、さらにいつもと違う様子が見られた場合には注意して見ていく必要があります。
うつ病の治療
次にうつ病の治療方法についてお伝えします。
十分な休養と食事
うつ病の治療にはまず、十分な休養と食事、睡眠が必要になります。
心身の休養がしっかり取れるように環境を整えましょう。
しかし高齢者の場合には休んでばかりいると廃用やフレイルがすすむリスクが高くなります。
状況によって、医療保険や介護保険を使った訪問看護や訪問介護、リハビリなどのサービスを導入して、少しでも身体機能が低下することを予防しましょう。
薬物療法
以前は効果が表れるまでに時間がかかり、副作用(眠気、便秘、のどの渇きなど)も生じるために高齢者は飲み続けるのが難しいことがありました。
最近では比較的副作用の少ない薬が使われており、合わない場合には別の薬に変更するなど主治医とよく相談することが大切です。
また良くなったからと言ってすぐに薬をやめてしまわないようにしましょう。
回復してからも一定期間は飲み続けて、少しずつ減らしていく場合が多いです。
高齢者のうつ病への対応方法
それでは実際に自宅で生活する高齢者がうつ病になった時の対応方法についてみていきましょう。
まずはかかりつけ医に相談
高齢者は持病があって定期的に医療機関に通っている場合が多くあると思います。
いきなり精神科や心療内科などへの受診は本人が拒否することも考えられますので、まずは主治医に相談してみましょう。
ふらつきやお腹の調子が悪いなどの身体症状に対して治療をしても改善しない場合は、主治医からうつ病や認知症を診てくれる専門医を紹介してもらい、受診することをおすすめします。
どうしても本人が受診を拒否する場合には、家族だけで相談に行くことができる病院もありますので、事前に医療機関へ確認してみてください。
ゆっくり休める環境をつくる
ストレスが高い環境では休養することができませんので、本人がゆっくりと休める環境を整えてあげましょう。
自宅で過ごすことが難しい場合には、短期入所(ショートステイ)などを利用しても。
いずれも主治医と相談して、本人の意向を確認しながらすすめましょう。
励まさない
うつ病は「こころの風邪」とも言われており、精神的に疲れ切った状態です。
「がんばれ」「すぐに良くなる」などの励ましは本人の負担となり、病状が悪化することもあります。
治るまでの期間は人それぞれですので、焦らずに見守るようにしましょう。
必要時には入院治療を
自殺するおそれが強いときや自宅での治療ではなかなか改善しない時、家族が看病や介護で疲れ切ってしまっている時には、主治医と相談して入院治療も検討してもらいましょう。
関連資料
うつ病|こころの病気を知る|メンタルヘルス|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
まとめ
今回は高齢期に発症するうつ病についてお伝えしました。
高齢者のうつ病は活動性の低下につながるため、寝たきりの原因にもなります。
早めの診断、治療が必要と言えますが、実際には認知症との区別がつきづらく、薬物治療でも効果が思うように出ない場合も。
まずは専門医へ受診して、医師と相談しながら必要時には要介護認定を受けるなど介護サービスも上手く利用していきましょう。
認知症予防に効果的なグッズ~おすすめ5選
高齢になると気になる「もの忘れ」。
認知症は一度なったら良くならないと思われがちですが、実は予防したり進行を遅らせることができると言われています。
また認知症の一歩手前と言われている「軽度認知障害(MCI)」の段階であれば、さらに予防効果は高くなります。
今回は認知症予防に効果的なグッズについてご紹介します。
母の日や父の日、敬老の日、誕生日などのお祝いとしてプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
認知症を予防する方法
認知症予防に効果があると言われているのは主に以下の2つ。
1. 生活習慣 2. 脳を鍛える
生活習慣
認知症には生活習慣が関係している事がわかっています。
高血圧症や糖尿病などの生活習慣病はそうでない人と比べて認知症のリスクが高くなります。
認知症予防のためには生活習慣病にならないような生活を送ることが大切です。
基本的にはバランスの良い食事と適度な運動、十分な睡眠、規則正しい生活を心がけるようにします。
認知症予防のための食事については、こちらを参考にどうぞ。
脳を鍛える
認知症予防には集中的に脳を鍛えることが効果的と言われています。
具体的には「エピソード記憶」「注意分割機能」「計画力」を鍛えます。
エピソード記憶を鍛えるとは、体験したことを思い出すというトレーニングです。
例えば、2、3日遅れの日記をつけてみたり、家計簿をレシートを見ないでつけてみるなど。
注意分割機能とは複数の事を同時に行う時に、それぞれ適切に気を配る機能のことです。
いくつかの料理を同時に作ってみたり、買い物をする時に効率よく回る方法を考えるなどで鍛えることができます。
最後に計画力を鍛えるためには、何か新しいことをする時に段取りを考えて実行するようにします。
例えば旅行の計画を立てる、新しい趣味に挑戦するなどです。
認知症予防に効果的なグッズ
それでは認知症予防に役立つグッズをご紹介します。
指先・握力を鍛えるグッズ
指先を使う作業は脳に刺激を与えて、認知症予防に効果があると言われています。
また最近の研究では握力低下が高齢者の認知機能低下につながることがわかっています。
指先や握力を鍛えることで認知機能低下を予防しましょう。
関連資料
歩行速度や握力が低下した高齢者 認知症や脳卒中リスクが上昇 | ニュース | 一般社団法人 日本生活習慣病予防協会 (seikatsusyukanbyo.com)
トレーニングボール
いつでも手軽に握力を強化することができるトレーニングボール。
握力を鍛えることで、認知症予防だけでなく高齢になると難しくなるペットボトルの開閉などもできるように。
テレビを見ながら、家事の合間でもトレーニングできます。
マナー豆
本来は子供のお箸の使い方を練習するための「マナー豆」ですが、指先のトレーニングにも適しています。
病院やデイサービスでのリハビリに同様の訓練を行っているところもあります。
単純に大豆などを使ってもできますが、せっかくならゲーム感覚で楽しみながらできると良いですね。
脳トレグッズ
最近では様々な脳トレグッズが売っています。
脳は記憶や知覚、思考など部位によって色々な機能を持っているため、脳トレではこれらの部分に働きかけて脳の血流を促進し、認知機能低下を予防します。
大人の塗り絵
認知症予防には塗り絵がとても効果的だと言われています。
塗り絵は自律神経を整え、ストレス発散になるだけでなく、脳全体を活性化させます。
視覚を通して全体像を把握し、それを自分の過去の記憶にあるものと形や色などを照合したり、それらの情報をもとにどこからどう塗るかとプランを組み立てて着色し、実際に手を動かして塗る作業は、脳の各部位を使用することになります。
・視覚を通して全体を把握・認識する…後頭葉 ・過去に見た色や形などの知識や経験をたどり相応しい色を判断する…側頭葉 ・どこに何が描かれているかを把握し、構図を覚える…頭頂葉 ・情報をもとにプランを立てる…前頭葉・前頭連合野 ・プランに従って手を動かす…運動野
高齢者が塗り絵をするときのポイントとしては、その人に合った難易度やジャンルのものを選ぶようにしましょう。
あまりにも難しすぎるとやる気がなくなりますし、反対に塗り絵が苦痛になってしまうことも。
無理なく続けられるようなものを選ぶことをおすすめします。
パズル
パズルも塗り絵と同様に様々な部分の脳機能を鍛えることができます。
一般的な平面画のパズルでも良いですが、これだと1度作ってしまうと終わってしまいますし、飾ったり保管する場所も必要に。
下のような立体パズルなら何度も繰り返し楽しめるのでおすすめです。
木製のおしゃれな立体パズルなら高齢者の方でも抵抗なく使用できると思います。
ゲーム
最近では高齢者でもゲームを楽しむ人が増えています。
プレイステーションやニンテンドーswitch、DSなどを使えば、麻雀や囲碁からパズルゲームまで脳トレになるコンテンツがたくさん。
そしてこれらの良いところは、複数でも一人でも楽しめるところです。
switchやDSは画面が小さめなので、目の悪い方の場合はテレビ画面に映してできるものがおすすめです。
声に出して読む
脳の機能を活性化するには読書も良いですが、実は声に出して読むとさらに効果的だと言われています。
目で読みながらそれを声に出すという2つの機能を同時に使うからです。
また声に出すことで、肺活量の維持や舌を使うことでオーラルフレイル(口腔機能低下)の予防にも役立ちます。
小さな文字でも問題なく見ることができれば、新聞のコラムを読んでみるだけでも良いと思いますし、下のような大きな文字で書かれたトレーニング専用の書籍を使ってみても。
認知症予防におすすめの運動
認知症予防のためには運動も大切ですが、一人よりも、誰かとワイワイ会話しながらの運動が良いと言われています。
ウォーキング
ウォーキングは一番手軽に始められる運動です。
1日の活動量を知るために、万歩計を身につけるとさらに効果的です。
最近はカロリー消費や睡眠時間を記録する機能がついた万歩計もありますので、楽しみながら運動できると良いですね。
1人でのウォーキングでも良いですが、認知症予防のためにはできれば誰かと一緒に会話をしながら歩くのがおすすめです。
万歩計をプレゼントしてウォーキングなど運動のきっかけにしてもらうのも良いかもしれません。
パークゴルフ
高齢者に人気のあるパークゴルフ。
ゴルフは身体を動かすだけでなく、飛距離を考えたり、どのくらいの強さで打てば良いかなど脳をたくさん使います。
またみんなで会話しながらするスポーツですので、認知症予防には効果があると言われています。
大人から子供まで簡単にできますので、お孫さんとでも楽しめます。
公益社団法人日本パークゴルフ協会 (parkgolf.or.jp)
まとめ
今回は認知症予防のために効果的なグッズについてご紹介しました。
脳はその部分によって異なる機能を持っていますので、一つだけでなく同時にいくつかの機能を使うようにトレーニングするのがポイントです。
かといって無理やり取り組むとかえってストレスになってしまいますので、楽しみながらすることが大切です。
これを機会に身近な方へ認知症予防グッズをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。