2023年セントラルヒーティング徹底節約術
※当記事はアフィリエイト広告を利用している場合があります
2022年から光熱費の相次ぐ値上げにより、特に冬期間の暖房費をいかに節約するか悩んだ方も多いはず。
我が家は真冬はマイナス10度程度まで下がる地域に住んでおり、2015年からセントラルヒーティングを利用しています。
調理はガス、給湯、暖房は主に電気で一部ガスも使うというシステムです。
過去のセントラルヒーティングの経過はこちらの記事をどうぞ。
色々と工夫をしたものの、どれも大きな差はありませんでしたが、昨今の電気代の値上げにより、本気で取り組まなければならなくなりました。
今回はそんな2022年から2023年にかけての冬期間の節約術と結果をお伝えします。
パネルヒーターの調整
まず行ったことは、パネルヒーターの設定温度の変更です。
各ご家庭で利用のシステムによって設定方法に違いがあると思いますが、我が家のパネルヒーターはそれぞれにダイヤルが付いており、0~6(0が最低で6が最大)までのメモリで調整するようになっています。
我が家のリビングは2階で1階から吹き抜け部分があります(これがめっちゃ寒い原因のひとつ)。
今までは1階の暖房を切ってしまうと熱の対流が起こり、さらに寒くなると考えて1階部分も普通に暖房を入れていました。
でも、今はそんな悠長なことは言っていられません。
1階のパネルヒーターのメモリは‘‘1‘‘に。
3階の寝室部分は2階の熱が上がるため、いつも低めにはしていましたが、これも‘‘2‘‘にしました(はじめは1でしたが、厳寒期はさすがに2に上げました)。
そして最後にリビングです。
毎年メモリは‘‘3‘‘にしていましたが、こちらも‘‘2‘‘にしました。
暖房の設定温度の調整
暖房設定の温度は特に変更せず、一番低い40度で夜間はマイナス20度に設定。
我が家には手動と自動二つの設定機能があるのですが、日中いないことが多いため、いつも自動にしています。
室内の温度で調整してくれるのか、屋外の気温で変わるのかイマイチよくわかりませんが、自動だと全然暖まらなかったり、暑くなりすぎることも。
でも今回はパネルの温度設定も最低にしているので、暑くなりすぎることはありませんでした。
最終兵器投入
当然これだけパネルヒーターの温度設定を下げたので、これでは寒くてやっていられません。
セントラルヒーティングの暖房は最低限、我が家の猫と水道管が凍結するのを防止するためだけに動いてもらうことにしました。
とりあえず日中は仕事や学校で人間は不在になるため、わずかにリビングにいる時間だけ暖かければ良いのです(猫は?)。
でもセントラルヒーティングの悪いところは、全体的にじっくりゆっくり暖まるけど、急には暖まってくれないこと。
そこで、それ以外の暖房機器を検討してみることにしました。
検討その1:こたつ
まず検討したのが「こたつ」。
家族団らんにも良いし、何よりすぐに暖まる。
でも、足元しか暖かくならないし、何より猫の温床になる(当たり前だが)。
夫は猫アレルギーでできるだけカーペットなどのアレルゲンが溜まるものは避けているので、こたつ布団は却下となりました。
他にも、こたつを置くには専用のテーブルも購入しなければならない点。
すでにリビングにはテーブルがあるので、使わなくなった時に保管するスペースも必要になります。
調べたところ、電気は思ったより消費しないとのことなので、我が家のような事情がない方は使ってみるのも良いと思います。
検討その2:オイルヒーター
ではすぐに暖まるオイルヒーターを購入するのはどうだろうか。
今は色々なタイプが出ていて、足元だけ集中的に暖めてくれたり、反射熱で全体を暖めてくれるものも出ていました。
何よりクリーンで空気も乾燥しないのがいいですよね。
検討その3:灯油ストーブ
今回、我が家が導入したのはポータブルの灯油ストーブでした。
灯油も高いですが、電気に比べれば少し安い。
高気密住宅ではポータブルストーブの使用は恐らくNGですが、背に腹は代えられません。
もちろん定期的な換気を行いました。
使用時間は長くないので、空気は汚れるけど仕方ありません。
結果、灯油ストーブはすぐに暖まりますし、短時間リビングで過ごすには快適でした。
以前、地震で停電が続いたときに購入したストーブがあったので、新たに購入せずに済みました。
我が家のストーブはこちら。
このストーブは側面があまり熱くならないため、猫がいる我が家も安心して使えました。
暖房費の結果は・・・
以上のような設定にして、一冬が終わりました。
結果どうだったかというと・・・
めっちゃ節約になった!!
これまで、どんなに設定をチマチマと変更しても、我が家の電気代は鬼のようにかかっていましたが、セントラルヒーティングを導入して7年、これまでで一番の節約になりました。
なぜ今までやらなかったのか・・・
やはり人間、追い詰められないとダメなんですね。
確かに1階はものすごく寒かったですし、寝ているときも寒いなと感じることもありました。
でも、それほど辛くはありませんでした。
我が家の電気代は照明や給湯などの電気と暖房の電気メーターが別々なので(セントラルヒーティングだとみんなそうかもしれませんが)、純粋に暖房費を知ることができます。
昨年の電気量と比べて、各段に下がりましたし、電気代が上がったにも関わらず昨年とほぼ同じか安いくらいの料金で済みました。
ちなみに灯油の使用量は1か月で20L前後でした。
灯油代を足しても暖房費を低く抑えることができたと思います。
来年以降どうするか
今年はなんとか、電気代を抑えることができましたが、次のシーズンはどうしようかと考え中です。
電気代の推移にもよりますが、ロシアの戦争が終わるか原発が再稼働しない限りは電気代が安くなることはなさそうです。
ポータブルの灯油ストーブは換気も必要ですし、小さなお子さんがいる場合などはやけどにも注意しなければいけません。
灯油を入れる手間も発生します。
こういったデメリットも考えながら、さらに良い方法がないか探っていこうと思います。